新理事長に岡氏選任、修繕周期の長期化へ技術開発 ― MCA

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(MCA)新理事長に就任した岡氏

 マンション改修設計コンサルタント協会(MCA)は5月22日、東京・千代田区のちよだプラットフォームスクエアで2019年度通常総会を開催した。役員改選で新理事長にT・D・Sの岡俊英会長を選任したほか、2019年度事業計画案・収支予算案、2018年度事業報告・収支決算などを審議し了承された。事業計画では、修繕周期の長期化に向けた技術開発の促進を掲げ、技術開発委員会の中に3委員会・5部会を新たに設置して検討する。
岡新理事長は就任の挨拶の中で「貴船美彦・前理事長には組織の構築などソフト面に尽力いただいたので、今後は技術開発などハード面への対応に重点を置く。修繕積立金不足への対策が国土交通省でも検討課題に挙がっているが、大規模修繕の周期を15年から18年、超高層では20年に延ばせる技術を構築していきたい」と、19年度の事業方針を説明した。

 その上で「技術開発が実現できなければ絵に描いた餅になるので、技術協力会員とも協力していきたい。また、施工会社にダンピングがあると、15年、20年と維持できるはずが10年も維持できないことになり、管理組合は『安物買いの銭失い』になってしまう。ダンピングを防ぐためにもしっかりと工事監理を行い、優れた品質を管理組合に提供したい」と関係する会員などでの連携を強調した。

 技術開発委員会に設けるのは「マンション環境保全・防災検討委員会」「マンション劣化調査検討委員会」「マンション長寿命化検討委員会」の3委員会と、「塗装部会」「防水・シール部会」「新技術部会」「設備部会」「建築金物部会」の5部会となる。
このほか、住宅あんしん保証とタイアップし、大規模修繕工事に関する瑕疵保険をMCAの会員を通じて管理組合に周知する取り組みを始める。コンサルタントとなる会員企業が瑕疵保険の重要性を伝えるとともに、コンサルタントの信頼性向上につなげる。

(MCA)新理事長に就任した岡氏

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