多摩市マンション管理セミナーを開催 将来を見据えたマンションの運営

政策動向

 多摩市マンション管理セミナーが6月29日に開催された。多摩市が主催、多摩マンション管理士会の協力によるもので、テーマは「将来を見据えたマンションの運営」。NPO法人都市住宅とまちづくり研究会事務局長の関真弓氏が「マンション再生の現場から見えた課題と対応策」を講演、事例報告をエステート聖ヶ丘3団地管理組合元理事長の細貝俊夫とハイマート第3聖蹟桜ヶ丘管理組合修繕委員長の副島勝義氏が行った。
 関氏は団地の棟別建替えの支援、耐震偽装マンションの建替え支援、コーポラティブ方式によるマンション建設のコーディネート、東日本大地震の被災地での住民主体のまちづくり支援等の豊富な経験をもとに、マンション再生の課題と対応策のポイントとして次の5点をあげた。
①建物の点検や修繕を日常的に考える、②住民同士のコミュニケーションを大切にする、 ③将来像をみんなで共有する、④専門家が継続的かつ総合的に支援する、⑤近所あるいは境遇の似たマンション等と情報交流する─。
 最後に関氏は、現在取り組んでいる高齢単身マンション所有者の資産管理を支援する仕組みを紹介した。
 管理組合のIT委員でもある細貝氏の報告は「合意形成の基礎としてのマンションホームページ」。管理組合の膨大な活動履歴を保管し、組合員がアーカイブするためにホームページが有効なことを強調した。副島氏は「耐震改修の取り組みから始まったマンション再生への取り組み」について報告した。

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