全管連が総会 100年マンションの推進目指す

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 全国マンション管理組合連合会(川上湛永会長)は2018年度の通常総会を横浜市でこのほど開催した。2017年度の活動報告案や決算報告案のほか、2019年度活動方針案などが示され、了承した。役員改選では川上会長を再任した。

 事業計画では、ハード面の適切な修繕や耐震化により世代を超えて100年住み続けられるマンションの実現を掲げた。長寿命化に向けて取り組む管理組合の事例を集め、長寿命化を実現する上での必要点などについて模索する。100年を見据えた大規模修繕工事のあり方のほか、相続や売買で世代を超えて受け継がれるマンションにする方法を探る方針だ。

 このほか、災害で被災したマンションの復旧技術の継承や、居住者の高齢化と認知症への対応、大規模修繕工事に伴うアスベスト含有建材除去への補助の要請、管理不全マンション防止事例の紹介、マンションに関する税制要望などを掲げた。総会では、全管連を構成している各管理組合団体の活動や課題を共有し、課題の改善点を国や自治体に要望していくことが求められた。全管連ではこうした意見を踏まえ、事業計画の中から重点施策を見極めて活動していく。

 川上会長は総会の冒頭、「昨期は国土交通省の補助事業で民泊に関する調査を実施していたので、今期は活動方針で掲げた事業に注力したい」と挨拶し、管理組合が抱える課題の解消に活動を強化する意向を示した。

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