マンション管理業協会、定時総会開催  管理会社のマネジメント能力向上が課題

団体

 マンション管理業協会(岡本潮理事長)は6月12日、東京・港区の第一ホテル東京で第39回定時総会を開き、昨年度の事業報告及び決算、役員の選任に関する件を承認した。また、定時総会後に開催された理事会で正副理事長の選任が行われ、岡本潮理事長が再任されたほか、8人の副理事長が決定した。新任副理事長は、川田邦則氏(大京アステージ専務取締役)と三田部芳信氏(長谷工コミュニティ代表取締役社長)の2名。

 懇親会の挨拶で岡本理事長は、すでに発表した中期事業計画については今後、委員会ごとに分かれて課題を解決に向けて活動していくことを表明した。加えて中期事業計画実施期間後のマンション管理業界を展望し、マネジメント能力の向上を強調した。建物と居住者の2つの高齢化や業界従事者の人手不足などの現況における課題を踏まえ、管理をめぐる環境変化に対応できる費用を管理組合が確保していくのが困難になることによる管理組合会計のマネジメントの重要性に加え、委託管理費の増額が難しくなる中で管理会社の経営マネジメント能力のレベルアップの必要性を説いた。今後のビジネスモデルの変化を認め、この2つのマネジメント能力を磨いていかなければ、管理会社の社会的な役割が果たせなくなると述べ、同協会は従来の活動に加え管理会社のマネジメント能力を向上させることが新たな課題であるという認識を示した。

 また、懇親会の席では平成29年度ベスト支部賞の表彰式が開催され、中部支部が受賞した。同支部は愛知県警察本部と連携し、マンション管理員による登下校時の子どもの見守り活動を行い、協会の社会貢献活動に寄与したことを表彰された。

タイトルとURLをコピーしました